0120-39-7990
MENU

春の訪れを告げる「悲しい恋心…」

春の訪れを告げる「比良八講荒れじまい」

滋賀県では、毎年3月下旬になると寒気がぶりかえし、大荒れの天候になるのです!

毎年3月26日に比叡山延暦寺で開催される「比良八講」ですが、この行事が過ぎると

いょいょ本格的な春到来の季節を迎えます。

ではこの時季に「なぜ荒れるのか」?

自然現象で言うと、琵琶湖と比良山の温度差で突風が生じる事だそうですが、それ

以外に滋賀県では昔から言い伝わる民話があります。

「一人の娘の儚い恋心」

比叡山延暦寺のお膝元であるこの地は、修行をする僧侶が沢山おられました。

一人の坊さまが、「たくはつ」(僧侶が修行のため鉢をもって家の前に立ち経文を

唱え、米や金銭を施し受け回ること)をしていたところ、熱が出て体調をこわし

一歩も歩けない状況に、たまたま通りかかった一人の娘が家に運び休ませ看病した。

娘の懸命な看病のかいあって、坊さまは日に日に体調を戻され帰路に就くことに

なったのですが、娘は看病をしているうちに坊さまに恋心を抱き始め告白します。

坊さまは修行の身であることから「対岸の比良まで100日通い続けることが

できたら夫婦になりましょう」と約束しました。

娘は毎夜毎晩、対岸の比良の燈火を目指し「タライ」で通い続けました。

雨の日も風の日も雪の降る日までも通い続ける娘の姿に、坊さまは「恐さ」を

感じ始めます…

やっと100日を迎える日(この日が3月26日と言われております)念願が

叶うと思った矢先、毎夜目指していた燈火が消え遭難してしまします。

燈火を消したのは娘の行いに怖くなった「坊さま」であり、娘は湖を彷徨い

やがて沈んでしまいました………」

この日以来、3月26日は比良山より突風が吹き大荒れの天候になることから

、人々からは「娘の怨み」で風が吹くのだと言い伝えられているそうです。

今週は風が強く寒気がぶりかえしています!今週の金曜日から来週1週間は

雨模様で寒のもどりが予想されています!

信じるか信じないかは!あ・な・た次第です(^^♪

仕事検索
0120-39-7990
登録