派遣社員も知っておきたい「コンプライアンス」について


飲食店などで働くアルバイトスタッフの軽率な行動から社会全体が大騒ぎになったという件がありました。そんなニュースでよく耳にした「コンプライアンス」という言葉。みなさんは知っていますか?今回は、派遣社員も知っておきたい「コンプライアンス」について紹介していきます。

そもそも「コンプライアンス」って何のこと?

一言で日本語に置き換えると「法令順守」という言葉になります。企業は法律や社会のルールに則って、適切な業務を行うことが求められています。ところが、残念なことに時々不正行為をしてしまう人がでてきます。

最近、就業先企業でのイタズラをSNSに投稿することで、その人自身そして、就業先企業の存続をも危ぶむような損失を生み出す例が度々発生しました。そこで、企業は法律や社会のルールに則って、正しく企業運営するためにコンプライアンス体制を整えています。これは、不正に対する社内チェック機能をもって、不正をしづらくする環境と風土を作ろうと益々コンプライアンス体制の強化を図っているのです。

「コンプライアンス違反」の例

企業でのコンプライアンス違反は様々のものが考えられますが、こんなことがあるかもしれませんね。テレビドラマや映画でも度々テーマになったりするものになります。

・粉飾決算
・脱税
・インサイダー取引
・横領
・談合
・産地や性能の偽装
・リコール隠し
・個人情報の流出
・違法業務命令
・著作権侵害
・メールやSNS利用によるトラブル
・セクシャルハラスメント(セクハラ)やパワーハラスメント(パワハラ)

派遣社員も気を付けておきたい「コンプライアンス」

たとえ、軽い気持ちのイタズラだったとしても、コンプライアンスに違反することを行ってはいけません。社会的ルールや倫理感に照らし合わせ、いけないと感じることはコンプライアンス違反につながる可能性が高いので、職場では決められたルールをしっかり守り、善悪の判断を大切にすることが自分自身を守ることにもつながります。

社外(例えば飲食店や公衆の場)で会社や取引先の情報を大きな声で話してしまうのもいけません。よかれと思って勝手に職場の業務マニュアルを自分だけの判断で変更することも避けたいところです。また、仕事が終わらないからといって、仕事のデータをUSBで自宅に持ち帰ることもルール違反になります。

<まとめ>

難しい「コンプライアンス」という言葉も、考えてみれば当たり前のことばかりですね。こんなことはいいのかな?これはダメかな?と仕事上で迷うことがあれば、職場の指揮命令者もしくはエースコーポレーションの担当社員に聞いてくださいね。エースコーポレーションは、就業先企業をよく知る担当社員がいつでもスタッフの相談や悩みを聞いています。自分を守り、職場で気持ちよく仕事をするためにもモヤモヤは解消していきましょう。