滋賀の最強パワースポット!「竹生島(ちくぶしま)」ってどんなとこ?


さまざまな生き物が暮らし、湖上でのレジャーも大人気な琵琶湖。日本の湖の中で最大の面積と貯水量を誇るこの湖に浮かび、注目を集める島があります。それが「竹生島(ちくぶしま)」です。

船でしか行けないからこそ豊かな自然が守られ、その神秘的な雰囲気から「聖域」ともいえるこの小さな島は、2016年に日本遺産に登録されており、近年はパワースポットとしても有名なのだそうです。今回は、この「竹生島」をご紹介します。

「竹生島」の名前の由来

由来は、「神の斎く(いつく)住居(すまい)」から「つくすまい」が「つくぶすま」と変じて「竹生島」になったとか、竹が生えているからという説や、島の形が雅楽で使われる楽器の笙(しょう)に似ているからという説など諸説あるそうです。

日本三大弁財天の一つ「宝厳寺」

厳島神社や江島神社と並び、日本三大弁財天に数えられる日本でも最強のパワースポットである「宝厳寺」。重要文化財「観音堂」や、その西側に建つ国宝「唐門」は、大坂城の極楽橋を移築したもの。また、「舟廊下」は、朝鮮出兵の際に豊富秀吉が乗ったといわれる「日本丸」の船櫓を利用して作られているそうです。心臓破りの石階段がお出迎えするので、スニーカーなど歩きやすい靴がオススメ。

宝厳寺には、願い事を書いた紙を小さく赤いだるまの中に入れて奉納すると願いが叶うといわれる「弁天様の幸せ願いだるま」の願掛けがあります。このだるまは職人さんの手作りで二つとして同じものがないそうです。弁天様のやわらかな表情をひとつひとつ見ながら、これだ!と思っただるまを選んで本堂に奉納しましょう!

見晴らしも最高!都久夫須麻神社(竹生島神社)

宝厳寺と舟廊下で繋がる「都久夫須麻神社」の本殿は、伏見城の御殿、あるいは豊臣秀吉の墓所である豊国廟(ほうこくびょう)の一部を移築したといわれ、こちらも国宝です。境内には水を司る龍神を拝むための龍神拝所があり、ここは竹生島の中でもイチオシの眺望スポットです。

この拝所では、丸い皿のような土器に願い事を書いて投げ、見事に鳥居をくぐれば願い事が叶うという「かわらけ投げ」に挑戦できます。拝所から鳥居まではかなり距離があるので、しっかり力を込めて投げるのがポイント。運だめしや観光の記念としてチャレンジする人が多いそうです。みなさんも一度、試してみてはいかがでしょうか?

竹生島へのアクセス

竹生島へは、今津港、長浜港、彦根港から定期船で渡ることになります。島へは毎日渡れますが、シーズンによって運行状況も異なるので、事前にチェックしましょう。

参考:琵琶湖汽船 「竹生島クルーズ」

まとめ

いかがでしょうか?神秘とロマンの島「竹生島」についてご紹介しました。琵琶湖に浮かぶ周囲2kmあまりの小さな島ながら、歴史を感じながらの観光も楽しめ、強力なパワースポットとしても人気な場所だそうです。お願いごとのある方も、今年の運気UPをしたい方も、ぜひ一度、竹生島を訪れてみてはいかがでしょうか?