新生活のストレスが原因?「6月病」は筋トレで乗り切ろう


毎年、ゴールデンウィークを過ぎると耳にする5月病。就職や転勤、進学など、新しい環境に馴染めないことが原因で起こる精神的な不調と言われています。ところが、最近では5月病に身体的な症状が加わり慢性的な心身の不調が続く「6月病」にかかる人が増えているのだそうです。そこで今回は、鬱々とする梅雨時の気分も一緒にサヨナラできる、筋トレを使った6月病の対策方法をご紹介します。日常生活だけでなく、仕事の能率アップにも役立ちますよ。

まずは、「6月病」かどうかをチェック!

6月病は、新生活に適応しようと緊張状態が長く続くことで、ストレスや疲労が溜まり発病すると言われています。気づかずに突然症状が出ることもあるため、まずは、自分が6月病かどうか、チェックしてみましょう。

身体の変化

・食欲が減った
・疲れが取れず、いつもだるい
・寝つきが悪く、いつも睡眠不足を感じる
・吐き気やめまいがする
・朝起きるのが辛い
・便秘や下痢などを繰り返す
・肩こりや頭痛がひどくなった

心の変化

・イライラすることが多くなった
・集中できず、ぼーっとすることが多い
・以前楽しめたことが、楽しめなくなった
・いつも不安や焦りを感じる
・涙もろくなった
・注意力や判断力が散漫になった
・生活のさまざまな場面で億劫さを感じる
・気持ちがよく沈む

日常の変化

・お酒やたばこの量が増えた
・遅刻することが多くなった
・謝ることが多くなった
・誘いを断ることが多くなった

いかがでしたか?チェック項目はすべて、6月病を予兆する心身の変化です。一つでも当てはまる場合は、疲労やストレスが溜まっている証拠。積極的に休息をとり、ストレスはなるべく小まめに発散していきましょう。

1日たった10分の筋トレが心も身体も軽くする!

筋トレは、ダイエットや運動不足の解消だけでなく、実は心のケアにもおすすめです。筋トレを行うと、脳の中では脳内麻薬とも呼ばれる「ドーパミン」や「エンドルフィン」「ノルアドレナリン」「セロトニン」などのホルモンが分泌され、イライラや不安、ストレスなどを感じにくくなったり、幸福感が増すのだそうです。わざわざジムに行って本格的なトレーニングをしなくても、まずは1日10分程度の軽い腕立て伏せやスクワットでもOK。何よりも、毎日続けることで6月病の症状が和らぐと言われています。
また、リズム体操や縄跳びなど、一定のリズムを保った運動も、セロトニンの分泌を活性化して、ストレスへの耐性強化に役立つそうです。

<まとめ>

いかがでしたか?ストレスフリーで生きることが難しい現代において、ストレスとどう向き合うかは、心身ともに健康な毎日を送るうえで外せない課題とも言えます。筋トレは、「6月病」を予防、改善してくれるだけでなく、目に見えて体が引き締まっていくので、達成感や充実感を味わいたい人にもおすすめです。また、筋トレで分泌されるホルモンは、脳を活性化させ集中力や考察力をアップさせるなど、仕事のパフォーマンスも高めてくれるので、ぜひお試しください。