やっておいて損はない!!派遣の適職選びのためのカンタン自己分析


仕事を選ぼうとするとき、「自分は何に向いているのだろう?」「本当は何をやりたいのだろう?」と考えることがあると思います。「仕事」は人生の大半を占めるもの。自分の個性や才能ややりたいことにぴったりと合った仕事をできるならどんなにやりがいがあることでしょうか。

「自己分析」は新卒の就職活動などで用いられることが多く、企業に自分をアピールすると同時に、自分の適職を判断するのに有効なツールです。そしてこれは新卒の就活のみならず、派遣の仕事を探そうとしている人にも役に立つものです。

自己分析とは?

簡単にいうと「自分について深く探り、知る作業」です。

本格的な就活をするならまだしも、派遣で自己分析が必要?・・・とお思いの方も多いでしょう。派遣の仕事は派遣会社が紹介するものではありますが、その仕事は多種多様です。

自分が今までどんな経験をしてきたのか
どういう強みがあるのか
これから何をしたいのか

それらを自分自身が整理しておき、伝えることでより適性にマッチした仕事を紹介してもらえる場合がありますので、やっておいて損はありません。

とは言っても、今まで何十年と生きてきた人生を振り返ることは簡単ではありません。本当に詳しく自己分析をしようと思ったら相当の時間がかかるものです。それはちょっとめんどくさい・・・・でもやってみたい、という方に、最低限の項目でできる簡単な自己分析の方法を紹介します。

もっとも簡単で効果的な自己分析

それは自分の長所と短所を知ることです。適職を選ぶ上で、自分の長所と短所を知ることは大きなメリットがあります。
では始めてみましょう。

1、今までの成功体験を書き出す

・自分が大好きでずっと続けていたこと
・周りの人と比べてうまくできたこと
・うまくいかなかったがそれを解決したり克服したりした経験

時期をざっくりと高校、大学、それ以降と分け、これらのことを書き出してみましょう。

※ポイント
この項目に限らず、成功したと思うことは思いつく限り書いてみるとよいと思います。また、些細なことでもかまわないので、どんどん書いていくことがポイントです。

2、その経験をさらに掘り下げる

次は、どうしてそれが好きだったのか、どうしてうまくできたのか、思いつく理由を書き出していきます。このようにすると、自分が成功することができた理由を見つけることができるのです。
ここから見えてくることが自分の長所としてアピールできることです。

3、今までの失敗体験を書き出す

ここからは逆に弱みを見つけていきます。

・周りと比べて自分が苦手だったこと
・人との関係でうまくいかなかったこと
・うまくやろうとがんばったのに失敗したこと

書き方のポイントは1と同じです。

4、その経験をさらに掘り下げる

最後に、それがどうして苦手だったのか、うまくいかなかったのか、思いつく理由を書き出していきます。
ここから自分の短所が見えてきます。

ここまでがもっとも簡単な自己分析「長所・短所を知る」でした。

何が得意なのか、何に向いているか、
何が苦手なのか、頑張ってもできないことは何か

これを整理しておくだけでもずいぶんと頭の中がすっきりします。求人情報などを見たときにぴんとくるものがあったり、逆にこれはやめておこう、といった判断基準もはっきりとしてくるのではないかと思います。

さらに、自分がこれから何をやりたいか、ということもここから考えてみることができます。
「自分が好きでずっと続けていたこと」などの項目をヒントに思考の幅を広げてみてください。今の自分の仕事や立場にとらわれず、ありのまま考えて書き出してみることがポイントです。

まとめ

簡単にできる自己分析の方法、いかがでしたか?これなら思い立ったときにすぐにできそうですね。
自分の得意なことや好きなことを仕事で活かせるなら本当に素晴らしいことです。
派遣の仕事をしている人の中には、本当に自分に合う職は何だろうと探している途中の人もいるかもしれません。少しでもお役に立てれば幸いです。