派遣会社と派遣スタッフの関わりってどんなもの?



派遣の仕事をするときには、派遣先企業の上司や同僚以外に「派遣会社の社員」との関わりも少なからずある、ということをすでにご存知の方が多いと思います。しかし、もっと突っ込んで考えると「派遣会社の社員はどのように関わってくるの?」と疑問に思うことはないでしょうか。今回は派遣会社と派遣スタッフの関わりについてお伝えしたいと思います。

派遣の仕組み おさらい

派遣の仕事を考える上で大きな要素となるのは派遣スタッフ、派遣先企業、派遣会社の三者です。

●派遣スタッフ=派遣社員として働く人
●派遣先企業=派遣スタッフを必要としている会社
●派遣会社=上記2つの間に入り仲介役をする会社

と考えるとわかりやすいと思います。

派遣会社の社員の仕事は?

一般的には以下のような仕事があります。

営業

クライアントの新規開拓

新規顧客となりそうな企業に人材派遣の活用を提案し、新たな顧客を獲得します。

ルートセールス

すでに契約を結んでいる顧客に対し、派遣スタッフの増員などを提案。

コーディネーター

顧客となる企業の希望や条件に対して、適切な登録スタッフをマッチングし、スタッフへの仕事紹介をします。

派遣会社社員の大きな役割「スタッフ支援」

この中の「スタッフ支援」が、派遣として働いていく上で派遣会社の社員と関わることに当たります。
派遣会社の社員は、派遣スタッフが就業している現場を定期的に訪問。職場環境や契約に関すること、または人間関係など現場で困っていることをヒアリングし、派遣スタッフが継続的に仕事を続けられるようにサポートする、大変重要な役割があります。

教育支援スタッフ

スタッフの教育係としてキャリアアップを支援

講師として、仕事で必要になる基本的なマナーや実務ですぐに役立つスキルや知識を教えてくれたりします。また、資格取得支援のための勉強会の実施を企画運営したり、インターネット上で有益な情報を提供したりしている派遣会社もあります。外部研修に参加できる派遣会社もあります。そのようなスタッフの教育全般を担う仕事です。

一般的な派遣会社の実態

 
このように派遣会社の社員の仕事は多岐に渡ります。しかし、会社によってはこれらの仕事の区切りが曖昧で営業がすべての職種を兼任している場合もあります。とても忙しく、すべての仕事を不足なくこなすことがなかなかできない状況にあると言ってよいでしょう。

「営業担当の人が派遣先に顔を出すことが少なく、現場の状況をわかってもらえない」
「相談したいことがあるのに、なかなか電話がつながらない」
など派遣スタッフのお悩みとしてよくある話のようです。

それもそのはず。一般的な派遣会社では、スタッフを管理する立場の社員が担当するスタッフ数は40~50名。大手派遣会社などではもっと沢山のスタッフを一人の経験の少ない社員が担当していることもよくあります。

なぜスタッフ支援が重要なのか?

スタッフ支援の仕事はとても重要、と先に説明しました。派遣会社が扱っているのは「もの」ではなく「人」です。人が人と一緒に働く現場では、たとえ仕事内容が単純作業であろうと、いろいろな出来事が起こります。

派遣スタッフが、その人に合った最適な職場で、継続的に、やりがいを持って働くためには働く人自身のやる気や努力はもちろんのこと、派遣会社からの繊細で手厚いサポートも必要なのです。このような支援をすることが派遣会社社員の仕事の中でも最も大事なことのうちの1つだと思います。

まとめ

派遣スタッフとして働く上で派遣会社社員との関係は切っても切れません。今後派遣として働きたいと考えている方は、その派遣会社の社員がどんな仕事をしているのか、スタッフに対してどんなサポートをしてくれるのかを知っておくと、派遣会社を選ぶときの参考にもなるのではないかと思います。

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エースコーポレーションではスタッフが心身ともに安全かつ生産性高く業務で活躍できる状態をサポートするために、基本的には必ず毎日スタッフの就業先に顔を出すようにしています。

このことはスタッフにも派遣先の企業様にも非常に有益なこと。たとえばトラブルやアクシデントなどの情報をスタッフから直接聞き取ることは、大きな事故や災害を回避することにもつながります。

また、「わざわざ電話するほどでもないけどちょっと聞いてもらいたい・・・」と思うような小さな相談事も直接会えば自然と話に出てくるもの。気軽に相談することができるから安心して仕事に取り組むことができるのです。

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