連休にオススメ!滋賀の自然を堪能する穴場スポット


土日のお休みだけでは、たまった家事や用事に追われてしまい、なかなか遠出もしにくいですよね。ゴールデンウイークや夏季休暇、年末年始休暇など、3連休以上のお休みがあると、遠方へのお出かけも安心です。1日目はゆっくり休んで仕事の疲れを癒し、2日目は遠出をしてリフレッシュ、3日目は遠出の疲れを癒しながら家事などを済ませる…。なんて、メリハリのきいた連休を過ごしてみませんか。今回は遠出もしやすい連休だからこそ楽しめる、滋賀のちょっとした穴場スポットをご紹介します。

雄大な自然に触れて、仕事に向けた活力をチャージ!

 ほど良いハイキングでリフレッシュ「清水山城館跡」

高島市新旭町熊野本・安井川にある「清水山城」。戦国時代の生活や文化をうかがえる山城として、保存状態が非常に良いことで知られています。2004年2月27日には、国史跡として指定された名所です。国史跡に指定されたのは、清水山城遺跡、清水山遺跡(清水寺・屋敷地)、本堂谷遺跡(大宝寺・屋敷地)の範囲で、「清水山城館跡」と呼ばれています。

最寄り駅は、JR湖西線の「新旭駅」。駅から徒歩約15分で、登山口のある「新旭森林スポーツ公園」に到着します。「新旭森林スポーツ公園」から清水山城へは、徒歩30分~40分ほど。ちょうど良いハイキングですね。道に沿ってところどころに案内板が立っているので、初めて登る場合でも安心です。

山道を登りながら、水分も忘れずに取りましょう。深呼吸をすれば、山の新鮮な空気をたっぷり吸い込めます。主郭からは琵琶湖や高島平野を眺めることができ、「ここまで登ってきて良かった」と感動するはずです。

珍しい魚や花に出会える「地蔵川」

米原市醒井(さめがい)の街を流れる地蔵川という清流は、「居醒の清水(いさめのしみず)」から湧き出ています。清らかな自然の流れは、平成の名水100選にも選ばれました。年間を通じて水温が14度ほどと安定しているため、植物や魚が生息しやすいことも特徴のひとつです。貴重な淡水魚として知られる「ハリヨ」や、大変珍しい水中花「梅花藻(ばいかも)」も、この地蔵川で生息しています。

特に「梅花藻」は水の中でしか育たないので珍しく、ゆらゆらと漂う姿を見ると時間が経つのも忘れそうですね。水の流れに沿って這うように育つ多年生草木植物で、川の水底では群生しており、水の流れの中では沈生しています。毎年5月頃から8月下旬頃まで、まるで梅の花のような可愛い白い花を咲かせるので、「梅花藻」という名前がつきました。

清流のせせらぎや漂う花、優雅に泳ぐ魚などを眺めていると、仕事の疲れも、一緒に流れ去ってしまいそうですね。

まとめ

いかがでしたか?関西エリアへのお出かけといえば、京都や大阪、神戸が人気ですが、意外と滋賀にも魅力的なスポットがたくさんあります。人ごみを避けたい、ゆっくり過ごして仕事の疲れを癒したい、自然を満喫したいといった方は、ぜひ滋賀の穴場スポットに足を運んでみてくださいね。今回ご紹介した以外のオススメスポットも、随時ご紹介していきます。