「草津」の地名の由来について


エースコーポレーションがある滋賀県草津市。草津といえば何を思い浮かべるでしょうか?実は全国を見回してみると、草津という地名は滋賀県草津市以外にもいくつかあります。今回は各地の「草津」の地名の由来についてご紹介したいと思います。

1.群馬県吾妻郡草津町

こちらは温泉で有名な群馬県の草津。もしかしたら草津といえば滋賀県草津市よりもこちらのほうを思い浮かべる、という方も多いかもしれませんね。
名前の由来はやはり温泉のようです。地域に漂う独特の硫黄成分の匂いから「臭い水」=「臭い(くさ)水(うず)」となり、それがなまって「くさつ=草津」となったという説があるそうです。それにしても地名の由来が硫黄にまつわるとは、さすが温泉の町ですね。

2.広島県の草津

こちらは広島県の西区にある場所です。海の近くに位置し、昔から港町として発達した地域なんだそうです。そして、軍港だった時期もあり、その当時は「軍津(いくさつ)」と呼ばれていたとのこと。そういえば「津」とは船着場、渡し場という意味もありますよね。
その「いくさつ」が変化し、草津と呼ばれるようになったそうです。

3.滋賀県草津市

最後はわがエースコーポレーションがある町、滋賀県草津市です。
草津市は江戸時代には東海道と中山道が接する交通の要衝として栄えました。また近年ではJR東海道本線、草津線、国道1号線、名神高速など日本を東西に結ぶ交通網が発達。昔から今に至るまで「陸の港」として栄えている場所なのです。
陸上の交通網が栄え、さまざまな人や物資が集まり、港のような役割を果たしていた地域ということですね。そこで陸をあらわす「草」と港をあらわす「津」がひとつになり、「草津」と呼ばれるようになったと言われています。

まとめ

いかがでしたか?全国には草津という地名がいくつかありますが、同じ名前でもいろいろな由来があって面白いですね。

現在エースコーポレーションがある草津市は昔から交通の要衝であり、さまざまな人やものが行き交う場所だったということもわかりました。また近江と呼ばれていた滋賀県は「近江商人」という言葉がある通り、商人の土地でもありました。

 

今のエースコーポレーションも、物づくりのお仕事中心に人が集う場所。人と人、そして人と企業を繋ぎながら、たくさんの人のお役に立つ派遣会社として成長することができたと自負しています。これからも滋賀県草津市の地名の由来通り「陸の港」のように活気があり、発展していく会社でありたいです。